デザイン手法のひとつ「パロディ」
「パロディ」を使う際には元ネタになるものに対しての配慮が必要ですが、もう1点気にすべきポイントがあります。それは、「パロディ」の元ネタが広告のターゲットとなる方に知られているかどうかです。マイナーなものを「パロディ」にしても効果が薄れてしまいます。
しかし、マイナーな「パロディ」でもターゲットにグサリと刺さることも。
ターゲットになる方だけが知ってるような、いわゆる“通”な「パロディ」を行う事で、ターゲットからの強い共感が得られる事が期待できます。ターゲットとなる方が多く集まるイベント等でのノベルティやプレゼントに「パロディ」を使えば、きっとイベントも盛り上げるでしょう。
ゴングでも、通に刺さる事を狙ってデザイン作成した「パロディ」がありますので、ご紹介しましょう。
弊社実績例:競走馬の優勝レイを模した手ぬぐい
入場者に対してノベルティとして配布した手ぬぐいのデザインです。手ぬぐいを縦に三つ折りにする事で写真のようなデザインになる仕掛けです。そしてなんと、競馬の重賞レース等で優勝したお馬さんの首に掛けられる「優勝レイ(頸幕)」をモチーフにしたデザインになっているんです。だからこの手ぬぐいを首に掛ければ、まるで優勝馬の気分を味わえるという代物。いわば、本当の競馬ファンにしか伝わらない“通のための「パロディ」”といった所でしょうか。
弊社実績例:フラワーデザイナーの作品を模したコースター
商業施設内で実施された、有名フラワーデザイナーのイベントの際に配布したコースターで、デザイン及び形状はフワラーデザイナーの商品をイメージして制作したもの。ファンの方なら良く知っている形状とデザインになっています。まさしく、知る人ぞ知る“通”のための「パロディ」と言えるのではないかと思います。